世の中にはたくさんの塗装業者があります。
『同じ工事でこんなに価格が違うのはなぜ?』というご相談もよくいただきます。
塗装工事では適正価格はあっても、価格の相場というものが『ない』といっても過言ではないくらい非常にあやふやな状態であるといえます。
塗装工事の工事価格や工事内容は【会社業態】が大きく変えます。
どういうことか詳しく説明させていただきます。
塗装工事を受注する業者になります。
塗装職人を雇っていないため、外注である下請け塗装専門店へ安く工事を頼んでいます。
知名度や信用度があり、オリジナル塗料の開発にも力を入れています。
しかし、塗装に関する知識が乏しいという欠点があります。
価格も営業人件費・広告宣伝費・そして会社利益と多額の費用がかかるため、どうしても割高となってしまうのが現状です。
そのためほとんどの工事が高価格となり、お客さまの負担も大きくなってしまいます。
塗装の専門営業会社は数多く存在しますが、そのほとんどが多くの営業マンを雇っています。
そのため、多額の営業人件費・広告宣伝費・会社利益と多額の費用がかかってしまいます。
営業トークの練習・訪問販売・電話営業に常に時間を費やしているため、自社の商品を売るための知識やテクニックが非常に豊富です。
しかし、安く下請け塗装専門店に工事を依頼しているため、現場の状況もきちんと把握できておらず、塗装に関する知識も乏しいという欠点があります。
そのためほとんどの工事が高価格となり、お客さまの負担も大きくなってしまいます。
中間手数料が発生しないため、価格が安く抑えられ、塗装の専門知識にも長けています。
塗装をメインとする工事ならば、価格、工事内容ともに一番お得となります。
お客さまからの直接の受注工事の場合、ほとんどが低価格でのご提案が可能となりますが、営業マンが不在の場合が多いため、接客や色選びのアドバイス、工事後のアフターメンテナンスが今後の課題になるといえます。
塗装工事は会社の経営方針、そして材料で決まります。
営業・宣伝費にかけるか、技術・材料費にかけるかでまったく違った工事となるのです。価格も本当にさまざまで、価格を安くして手抜き工事ということもあるので気をつけなくてはなりません。
工事方法は2通りあります。
ひとつは自社職人による直接施工、もうひとつは他社の塗装店(下請け会社)を使って工事を行う方法です。
下請け会社である塗装会社は信用力や知名度がないために一般のお客さまからの仕事の依頼はほとんどなく、ハウスメーカー・リフォーム会社・ホームセンター・営業会社(元請け)の下請け工事を行っています。
つまり、塗装専門店以外に依頼すると下請け会社による工事となるのです。
下請け会社は元請け会社との契約を継続してもらう代わりに工事金額を安く設定させられています。また、下請け会社同士の価格競争により、利益にならない状態となります。
そのため一棟でも多く仕事をこなさなければならないのが現状です。
そうなると、少しでも利益を出そうと【3回塗りのところを2回しか塗らない】【塗料を多く薄めて使用する】など、お客さまに分からないところで手を抜く悪質塗装業者がいるのも悲しいですが事実なのです。
残念ながらこういった工事をされても、工事直後はプロでも分からないくらいきれいに仕上げることが出来てしまいます。
結果が出るのは2~3年後なのです。こういった工事をされてしまうと、たったの2~3年で塗膜が剥がれたり、膨れてしまうのです。塗装というのは、一番手抜き工事がしやすく、バレにくい工事だと言えます。
塗装をするのは機械ではなく人間です。
直接工事をしない営業マンの話だけを鵜呑みにし、契約してしまうのは危険です。直接家を塗り替えるのは営業マンではなく、塗装職人たちなのです。
直接施工と下請け工事の違いを十分理解したうえでの工事ならまだしも、そうとも知らず契約をしてしまい、工事内容・価格ともに損をしてしまっているお客さまが非常に多いのです。
そういった失敗をしないためにも、お客さま自身による情報収集は不可欠といえます。
工事内容・価格・そして人柄。
全てに納得していただいた上で契約を結んでいただきたいと、当社は常に考えております。
当社は塗装工事専門店となります。
一般のお客さまから直接ご依頼いただき、大切なマイホームをきれいにするお手伝いをさせていただいております。
お見積りやご相談、契約~施工~アフターフォローの全てを営業経験者でもあり、一級建築塗装技能士でもある代表本間が責任を持って行います。
お客さまに寄り添い、安心してお任せいただけるよう日々精進してまいります。
『自分の家だと想いながら。』『高品質施工・低価格』を念頭に置き、お客さまの笑顔のためにまっすぐな会社であり続けます。